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第113話 | (かさのもん) 笠の紋(磐田市) |
徳川家康は、大池周辺の草原でときどき狩猟をしました。あるときのこと、武田方に追われて馬を走らせました。やっと中野(磐田市中野)へたどりついたときは、雨が降り始めていました。一軒の農家へかけ込むと、土間に蓑(みの)と笠がかかっていたので、とっさにこれを着用して、百姓姿になりすまし、難を免れることができました。後になって、家康は忘れずに、この者に笠の家紋と、蓑(みの)の名字(姓)を許可しました。 (「磐田むかしばなし」より) |
大池 | 大池にたたずむ野鳥 |
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